寒い季節に、ほかほかのごはんやお鍋を楽しみたい時に役立つのが、一人用の土鍋です。
こんなお悩みはありませんか?
- 電子レンジやIH、ガス火で使えるのか心配で、どれを選べばいいかわからない
- 一人分だけ作りたいけど、ちょうどいいサイズの土鍋が見つからない
- せっかくなら、おしゃれで長く使える日本製の土鍋が欲しい
この記事では、そんなあなたのために日本製でおしゃれな一人用土鍋を厳選してご紹介します。
IH対応・電子レンジOKなどの機能面も詳しく解説しているので、初めて土鍋を使う方でも安心です。 見た目の美しさと使いやすさを兼ね備えた、お気に入りのひと鍋を見つけてくださいね。
この記事では、人気ブランドのおすすめ土鍋7選と、選び方のポイントをわかりやすく紹介します。
日本製でおしゃれな一人用土鍋おすすめ5選
一人用土鍋のうち、日本製でおしゃれな土鍋おすすめ5選を紹介します。
それでは順番に見ていきましょう。
長谷園(伊賀焼)プチ鍋 かまど
引用画像:楽天市場
伊賀焼の名門・長谷園が作る「プチ鍋かまど」は、遠赤外線効果が高く、食材の旨みをじっくり引き出す逸品です。
特に一人暮らし向けの6号サイズは、見た目もころんとしていて形が可愛いと人気!
鍋料理はもちろん、炊飯や煮込み料理にも対応。
直火OKで、火にかけるたびに温もりを感じる質感が魅力です。
「テーブルに出すだけで映える」と高評価。蓋を薬味入れとして使えます。
長谷園(伊賀焼)みそ汁鍋
引用画像:楽天市場
丸い底がじっくりと食材に熱を伝えてくれるため、煮込み料理に最適な土鍋です。
空焚きにも対応しており、煮るだけでなくロースト・焼く・炒めるなど、幅広い調理に使える万能タイプ。
IH、食洗機不使用ですが、小さめサイズは小回りが利くので、毎日の料理にも使えます。
味噌汁なら約2〜3人分が作れる容量で、一人暮らしや少人数の家庭にも重宝します。
レシピ付きだから初めて土鍋を使う人にも安心!
銀峯(萬古焼)花三島シリーズ
引用画像:楽天市場
昭和47年から愛され続けている、銀峯「花三島シリーズ」。
白とグレーの落ち着いたカラーと懐かしい花の模様が人気。
花見島シリーズは美味しさ・丈夫さ・美しさの三拍子がそろった土鍋です。
直火・IH・電子レンジ対応なので、実用性も抜群!
「毎日使いたくなる落ち着いた雰囲気」「冬が楽しみになるデザイン」とのレビューも多数。
鍋焼きうどんやちょっとした煮物が美味しくできます。
電子レンジにも使えるので、忙しい人におすすめ!
かもしか道具店 ごはんの土鍋
引用画像:楽天市場
萬古焼の産地・三重県菰野町に工房を構える山口陶器のオリジナルブランド「かもしか道具店」
この「ごはんの土鍋」は、一合炊きでもふっくら仕上がる構造が特徴です。
コロンとした可愛いフォルムなので、テーブルに出してもOK。
ふたには4つの蒸気穴があり、吹きこぼれを防いで安心して調理できます。
電子レンジやオーブンもOKなので、グラタンやスープにも大活躍。
余ったごはんもそのまま冷蔵庫で保存でき、電子レンジで温め直してもまるで炊きたてのような味わいです。
TOJIKI TONYA(美濃焼)古伊賀土鍋
引用画像:楽天市場
伊賀焼の老舗「TOJIKI TONYA(トウジキトンヤ)」が作る古伊賀土鍋は、まさに和モダンの極み。
深みのある色合いとマットな質感が美しく、どんなテーブルにも馴染みます。
楽天市場ではレビュー評価は4.8点以上。
「呼吸する土」と言われる粗土で作られていて、耐火性が強いのが特徴。
見た目は可愛いですが、割と重たく本格的な土鍋です。
1〜2人暮らしにちょうど良いサイズ感で、贈り物にもおすすめです。
Rikizo TAMAKI(笠間焼) ドゥマン クレイポット
引用画像:楽天市場
底がフラットなフォルムが特徴の、スタイリッシュな土鍋です。
カラーは、クールでかっこいい印象のマットブラックと、やさしく温もりを感じるマットホワイトの2色展開。
どちらも落ち着いたマットな質感で、デザイン家電との相性も抜群です。
ただし、食洗機や電子レンジは使用不可。
ガス火専用の土鍋なので、美味しい煮物を作りたい方におすすめです。
鍋パーティーでも活躍します!
一人用土鍋を選ぶときに注目すべき3つのポイント
デザインがおしゃれでも、使い勝手が悪いと結局使わなくなってしまいます。
ここでは、見た目と機能のバランスを両立する3つのポイントを紹介しますね。
IH・直火対応の違い
土鍋を選ぶときにまず注目したいのが、「IH対応」か「直火専用」かという点です。
多くの日本製土鍋は「直火専用」ですが、最近はIHコンロ対応のモデルも増えてきています。
たとえば、四日市の萬古焼「KAKOMI」シリーズはIH対応で、見た目もスタイリッシュ。IHキッチンでもそのまま使えるので、一人暮らしのワンルームにぴったりです。
一方で、伊賀焼の「長谷園」などの直火専用タイプは、土の風合いや火の通りが優しく、料理がより美味しく仕上がります。
火加減を楽しみたい方は直火、手軽さ重視ならIH対応を選ぶのがベストですね。
サイズと容量の選び方
「6号」サイズ(直径18〜20cm)が、一人鍋や雑炊などにぴったりのサイズ感です。
おでんや煮込みうどんを作るなら6.5号〜7号もおすすめ。
2人分程度まで対応できるので、友人が来たときにも重宝します。
逆に大きすぎると収納場所に困るので、使用頻度とキッチンスペースを考えて選ぶと失敗しません。
サイズの目安を以下にまとめておきます。
| 号数 | 人数の目安 | 直径(目安) |
|---|---|---|
| 5号 | 1人 | 約16cm |
| 6号 | 1〜2人 | 約18〜20cm |
| 7号 | 2人 | 約22cm |
「ご飯だけ炊きたい」「うどんを作りたい」など、自分の食生活に合わせて選ぶと、毎日の料理がぐっと楽しくなりますよ。
電子レンジ・オーブン対応の便利さ
意外と見落としがちなのが、「電子レンジ・オーブン対応かどうか」です。
レンジ対応の土鍋を選べば、調理→保存→再加熱までワンステップで完結。
忙しい一人暮らしにもぴったりです。
逆に、直火専用タイプは耐熱温度が違うため、電子レンジNGの場合もあるので、購入前に必ず確認してくださいね。
日本製の土鍋が人気の4つの理由
日本製の土鍋が人気の理由を4つご紹介します。
品質の高さと耐久性
日本製の土鍋は、伊賀焼・萬古焼・美濃焼など、長い歴史を持つ窯元が多く、耐久性に優れた粘土を使用しています。
例えば萬古焼は「耐熱陶器」の代表格で、直火にかけても割れにくく、長く愛用できるのが特徴。
長く使うほど風合いが増しますし、買い替えの頻度が少ない分、結果的にコスパも良いんですよ。
職人による丁寧な仕上げ
日本の土鍋作りは、今も多くの工程が手作業。
成形から乾燥、釉薬がけ、焼成まで、職人が一つひとつを確認しながら仕上げます。
特に伊賀焼や有田焼は、釉薬の厚みや焼き加減によって微妙な個性が出るため、同じ製品でも世界にひとつだけの風合いになります。
美しい釉薬と発色
引用画像:楽天市場
日本製の土鍋は、色味や質感の美しさにも定評があります。
深い飴色、優しい生成り、マットな黒やグレーなど、釉薬のバリエーションが豊富。
この美しさは、単なる調理器具を超えて、インテリアの一部として楽しめます。
特に美濃焼やTOJIKI TONYAは、北欧食器と並べても違和感がないほど洗練されています。
「鍋を出したままにしてもおしゃれに見える」というのが、まさに今どきの人気理由です。
安全な素材と安心の製造工程
海外製の安価な土鍋では、まれに鉛やカドミウムなどの重金属を含む釉薬が使われることがあります。
日本製の土鍋は、食品衛生法に基づいた厳しい基準をクリアしており、安心して日常使いができるのがメリット。
特に小さなお子さんがいるご家庭でも安心です。
土鍋のお手入れと長持ちさせる5つのコツ
土鍋のお手入れと長持ちさせる5つのコツをご紹介します。
初めて使うときの「目止め」
土鍋を買ったら、最初に必ず「目止め」をしましょう。
これは、鍋の小さな気泡をデンプンで埋めて、ヒビ割れや染み込みを防ぐための大事な工程です。
やり方は簡単で、鍋に8分目ほどの水とご飯を入れて弱火で20分煮立て、そのまま冷ませばOK。
このひと手間をするだけで、寿命がぐんと伸びます。
初回だけでなく、しばらく使っていなかった鍋も再度目止めしてあげると安心ですよ。
洗い方と乾燥のポイント
使用後は、洗剤を使わずにぬるま湯で優しく洗いましょう。
土鍋は吸水性があるため、洗剤の香りや油分が染み込むことがあります。
洗った後はしっかり乾かすことが何より大事。完全に乾く前に収納すると、カビや臭いの原因になります。
自然乾燥でもいいですが、冬場は軽く温めると早く乾きます。
「洗う→乾かす→休ませる」が、土鍋を長く使う鉄則です。
ヒビ割れを防ぐコツ
急激な温度変化は土鍋の大敵です。
冷たい鍋をいきなり火にかけたり、熱々の鍋を冷水につけるのは絶対NG。
使う前に少しぬるま湯を入れて温度を慣らすことで、ヒビ割れを防げます。
また、空焚きも避けるようにしましょう。空焚きは土に大きなストレスを与えます。
毎回丁寧に扱うことで、何年も美しく使い続けられますよ。
保管時の注意点
収納時は、鍋とフタの間に紙や布を挟むのがおすすめ。
湿気がこもらず、カビを防止できます。
また、風通しの良い棚に置くことも大事です。
高温多湿な場所は避け、定期的に日光に当てるとさらに安心です。
「使わない時期も、丁寧に扱う」ことで、次の季節もすぐに使える状態をキープできます。
長く使うための定期メンテナンス
年に1〜2回程度、軽く「目止め」をやり直すのが理想です。
長期間使っていると、土の表面に細かいヒビ(貫入)が入り、汁漏れの原因になることがあります。
その際も、再度お粥を炊いて目止めすれば、ほとんどの場合は復活します。
それでも水漏れが止まらない場合は、そろそろ買い替えのサイン。
お気に入りの土鍋を長く大切に使うためにも、年に一度のメンテナンスを習慣にしてくださいね。
日本製でおしゃれな一人用土鍋の魅力
今回は、日本製でおしゃれな一人用土鍋をご紹介しました。
日本製の土鍋は、見た目の美しさだけでなく、職人の手仕事による確かな品質と安心感が魅力です。
また、IH対応・直火専用・電子レンジOKなど、ライフスタイルに合わせた選び方を意識することで、長く愛用できる一品に出会えます
あなたの毎日の食卓を、おしゃれで温かい時間に変えてくれる、日本製の一人用土鍋。ぜひ、自分だけの「お気に入りのひと鍋」を見つけてくださいね。

